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スタッフのブログ

【スタッフインタビュー】櫻井②モバイルクリニックのサイズ、人気のカスタマイズ

2024-03-28
カテゴリ:コンテナ事業,モバイルクリニック™事業
ブログ
モバイルクリニック20ft
社員インタビュー:コンテナハウスの現場から 櫻井②モバイルクリニックのサイズ、人気のカスタマイズ編
 
ピースノートが今、注力しているコンテナハウス事業について、より多くの方にこのビジネスについて知っていただきたい思いから、コンテナハウス事業に携わる社員インタビューを定期的に発信していきたいと思います。
 
トップバッターは、感染症医療現場や災害支援時に医療関係者の皆様の負担軽減に貢献しているモバイルクリニックの営業担当 櫻井②モバイルクリニックのサイズ、人気のカスタマイズ編をご紹介します。
 
Q.モバイルクリニックは
 開発当初はどのようなサイズ感で検討されましたか?
 
(櫻井)
まずは20フィートと言われる、大体3m×6mくらいの大きさですね。
診察スペースとベッドも設置でき、単独で診療所として使えるサイズです。
そちらのサイズを利用して、中に断熱パネルや陰圧設備というものを
取り付けたものが、一番初めとなります。
医療従事者の方が使い捨ての医療用防護服等の脱着や、
手の消毒をするスペースとして前室を設けさせていただいています。
こちらが20フィートの特徴になります。
 
次に、20フィートの半分、10フィートのサイズが
都内や少し狭い駐車場にも置けるようにと設計されました。
大体3m×2.5mで、小さめのベッドが設置できるサイズ感です。
医療従事者様の前室を設けることも可能となっておりますが
スペースがかなり狭くなってしまいます。
そのため、基本的にはパッケージ商品として
10フィートには前室は含めないという形を
取らせていただいております。
 
 
モバイルクリニック10ft
 
Q.現在は、モバイルクリニックには、
 どのようなサイズ展開がありますか?
 
(櫻井)
元々あった20フィート10フィートに加えて、
今では13フィートと7フィートというものが増えております。
 
この13フィートができた経緯というのが、
建築基準法を必要としないギリギリのサイズ
「10平米以下」こちらを基に造られました。
 
7フィートを造るという設計は当初は正直ありませんでしたが、
13フィートが建築基準法を必要としない大きさのMAXサイズだったので、
トレーラーシャーシに載せる関係上、
13フィートと7フィート、合わせて20フィートという大きさで造れる点から出来上がりました。
 
7フィートの強みとしては、
駐車場の車1台分のスペースで設置ができるという点になります。
特に都内ですと、駐車場のスペースにも限りがありますので、
車1台分のスペース同等の大きさであれば
自転車の駐輪場に設置いただくことも可能です。
こちらはもちろん、確認申請等は基本的には必要としませんので
「土地がどうしても狭い」「狭くてどこに置けばいいかわからない」
場合には、7フィートのご検討をお勧めしております。

Q.それぞれのコンテナの具体的なサイズ感を教えてください。
 
(櫻井)
おおよそのサイズ感としましては、
 
7ftが横が2.1m、奥行きが2.5mで
駐車場1台分の白線の内側に収まるサイズとなっております。
 
10ftは横が3m、奥行2.5mです。
 
13ftは横が4m、奥行き2.5mとなり、
ちょうど駐車場の車2台分のスペースで設置ができます。
 
20ftは横が6m、奥行き2.5mとなり、
ベッドを設置し診察、点滴などを行うこともでき、また、診察時に医師と介助者が入っても十分な広さがあります。
 
天井の高さはすべて2.9mとなり、どのサイズでも同じとなります。
 
Q.中の仕様はサイズごとに異なりますか?
 
(櫻井)
中の仕様は基本的には変わりません。
基本設備には陰圧設備、エアコンや照明、断熱材、あとは窓が
基本設備として挙げられます。
基本的な仕様に関しては、どのサイズでも変わりませんので、
ご安心いただければと思います。
 
 
モバイルクリニック13ft
モバイルクリニック7ft
Q.その他の細かなカスタマイズなどは、クリニック様・病院様によって
 異なるのでしょうか?
 
(櫻井)
そうですね。
やはり、どこの扉から医療従事者の方が入りたいだとか
あとは本当に「対面上に患者様を入れたいんだ」
駐車場の造りなんかにもよってドアの位置は変えられますし、
また窓の位置も変更可能です。
 
あとは、病院・クリニック様のロゴを付けたりだとか、
病院・クリニック様カラーに合わせた外装にすることも可能です。
 
Q.クリニック様、病院様からご希望が聞かれる人気のカスタマイズはありますか?
 
(櫻井)
どういった形で感染症の対策をするのかによって、様々です。
「陰圧設備をなくしてほしい」、「待合室を作りたい」、
「1個のコンテナ内で患者さんを2人診察したい」、
というカスタマイズもありました。
あとは、「トイレを付けたい」「水回りを付けたい」
というような御要望も多くございました。
 
 
Q.その中で印象的なカスタマイズはありましたか?
 
(櫻井)
そうですね。「待合室を付けたい」と希望された方がいらしたのですが
今までのパッケージではなかったものですので、
待合室の間仕切りを入れるのに、外へ行く導線を確保するために
そこに扉を付けたい等、いくつも要望が増えてきて
今までにない面白い設計になったと思います。
 
あとはトイレもそうですね。
モバイルクリニックの中からトイレに入れた方がいいのか、
それとも外から入れた方が動線として適切なのか、
病院様、クリニック様と何度も打ち合わせを重ねて
動線について検討された設計に仕上がったと思います。
 

さて、いかがでしたでしょうか?
次回は、モバイルクリニック③設置と撤去、災害時の支援活用についてのインタビューを公開します。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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