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お知らせ

コンテナと規格の話 コンテナブログ#019

2024-11-04
みなさんこんにちは!

今回はコンテナにまつわる規格の話をさせていただきたいと思います。

コンテナやコンテナハウスにご興味のある方は、ISOコンテナとかJISコンテナとか目にしたり聞いたりしたことがあるかもしれません。また、ISO9001とかISO14001とかも製造業にたずさわる人はご存知ある方もいらっしゃると思います。

ISO、JISというのは・・・

ISO
国際標準化機構(International Organization for Standardization)の略称であり、 この組織が定めた規格を「ISO規格」と呼びます。ISOは、1947年に設立され、スイスのジュネーブに本部を置く非政府機関・非営利組織です。

JIS
日本産業規格(Japanese Industrial Standards)の略称であり、1949年以来、長らく日本工業規格と呼ばれてきたが、法改正に伴い2019年7月1日より改称されました。日本の産業製品やサービスに関する企画や測定法などを定めた国家規格です。
上図のように、規格というものがそれぞれの国や世界規模であることがわかったところで
コンテナに関して規格のはたらきを見ていきます。

ISO規格とコンテナ
ISO規格は国際物流のスムーズなやり取りを目指して定められています。その一つに物を運ぶ箱として海上輸送用コンテナがあります。ISO規格が定めているのは、海上輸送用コンテナの主に、強度、寸法、接合部の互換性等になります。コンテナの強度と寸法が定められることで、荷物の安全性とインターモーダル輸送を実現しています。
※マルコム・マクレーンに感謝ですね。

JIS規格とコンテナ
JIS規格は日本の国内産業向けの規格で、国内での安全性や品質に適合するように定められています。コンテナは、倉庫での利用や住居・施設としての利用も視野に入ってくるため、耐震や断熱など日本独自の基準が求められてきます。

要するに、コンテナハウスはISO規格という世界共通の大きさ(寸法)を持ち、世界中を効率的に移動することが可能な箱であると同時に、JIS規格によって建築物として、人の住する空間としても最適な箱でもあるということです。
まとめ

コンテナと規格ということで今回ご説明をさせていただきました。海上輸送用コンテナは、荷物を世界中に効率的に運ぶためにISO規格によって策定されました。そして日本のJIS規格によって建築物としての安全性を手にし、コンテナハウスになりました。

これは、つまりコンテナハウスという空間(住居・店舗・施設など)そのものを日本国内のみならず、世界へスムーズに運ぶことが可能である、ということです。ビジネスで捉えても、個人で捉えたとしても、新たな可能性が考えられます。まだまだメイドインジャパンは健在です。

今まで運べなかったモノ・コトが、運べる。そもそも移動できるなんて思わなかったものが移動できる。そういった未来をコンテナハウスは描いていきます。ありがとうございました。

コンテナハウスについてもっと知りたい方はコチラからどうぞ。

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