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今こそ押さえておきたいコンテナハウス、その特徴 コンテナブログ#016
2024-10-14
皆さんこんにちは!
今回は改めて「コンテナハウス」についてご説明をさせていただきたいと思います。
コンテナハウスはその利用目的や用途によってメリットや注意点がありますので、導入をご検討の際に一読、参考にしていただければと思います。大まかな概要となりますので、詳しくは是非お気軽にお問い合わせください。
コンテナハウス普及の流れ
コンテナハウスというコンセプトは、1960年頃に建築家やデザイナーが海上輸送用コンテナを改造し、コンテナハウスとしての実験を開始した頃に生まれました。そして1990年頃からその手頃な価格と技術の進歩などにより、主に海外において住宅や事務所、簡易施設として普及が進みました。
日本においては、建築基準法により海上輸送用コンテナをそのままコンテナハウスとして用いることが困難で、別途に建築用コンテナ(JISコンテナ)を作成し、こちらをコンテナハウスとして利用することが一般的になっています。
※建築用コンテナ:海上輸送コンテナのサイズで、日本の建築基準法や日本産業規格を満たすコンテナ。
コンテナハウスの特徴
■強度と耐久性
コンテナは本来、効率的に貨物輸送を行うための鉄の箱です。輸送時に貨物を保護するため、頑丈なコルゲート鋼板で構成されています。海上輸送時においてコンテナは縦に段積みをします。巨大なコンテナ船となると10段積む形となり、最下部のコンテナにはとてつもない荷重がかかります。しかも大きな波がある海上を長年旅するコンテナは、非常に頑丈であることが伺えます。
※40ftコンテナの最大総重量は約30トン
コンテナハウスで考えた特に、鋼板で構成されているので火災に強く、耐震性にも優れていると考えられます。
■断熱性と気密性
鋼板で構成されたコンテナは高い気密性を備えています。ただ、断熱性能は高くないため、快適な空間を作り出すためには断熱工事をする必要があります。高い気密性により断熱工事は効果的にはたらき、断熱性能は木造住宅より高くなる可能性があります。あわせて防音、遮音効果が高くなります。
コンテナの気密性の高さを利用した栽培用コンテナや、作物や食料品などの保管庫として使用されることもあります。
※弊社の農業用コンテナは断熱加工があらかじめ施されているリーファーコンテナを用いています
■施工期間
コンテナハウスは従来の木造住宅や鉄筋住宅とは異なり、製造メーカーにて内装や外装を仕上げてから現地へ輸送、設置を行います。つまり、現地での施工は最短1日で完了する場合もございます。現実的には事前の基礎工事であったり、設置後の電気、水回りの工事が必要となってきますので+αの日数が必要となってきますが、大掛かりな工事は設置のみとなってきますので従来よりも現地への負担は軽いものとなります。
複数のコンテナを組み合わせて構成する大型のコンテナハウスは、現地でのコンテナの連結等の工事が必要となり、1〜3ヶ月の現地工事が必要となります。
■カスタマイズ性
コンテナのカスタマイズ性、自由度という面で、コンテナ自体のサイズは規格化されていますので選択肢は限られていますが、ドアや窓をお好みの位置にお好みのサイズで構成することが可能です。またコンテナを複数基組み合わせることで、大きな中庭を作り出したり、広い空間を作り出すことも可能です。
コンテナハウス最大のカスタマイズ性、自由度は、コンテナは設置と撤去が容易に可能なため、ライフスタイルに合わせて構築が可能なところが一番の特徴とも言えます。状況にあわせてコンテナを増やしたり、減らしたり、または別の場所にそのまま移動することも可能なことが魅力とも言えます。
コンテナハウスは現在、住宅に限らず様々な用途で利用されています。
「事務所」「美容室」「子供部屋」「倉庫」「防音室」「カフェ」「ガレージ」「ペット部屋」などで活躍しており、個人様・法人様問わずに導入が進んでいます。
コンテナハウス、建築用コンテナを用いて新しいことをやってみたい、興味がある、検討をしたい・・・そう、感じた皆さま是非お気軽にお問い合わせください。あなたの考えていること、思い描いていることを教えてください。プロの目線でしっかりとご案内、ご提案をさせていただきます。
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