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トレーラーシャーシとは?コンテナの移動を支える力持ち コンテナブログ#014

2024-09-30
皆さんこんにちは!

今回はコンテナの運搬には欠かせない「トレーラーシャーシ」についてご紹介いたします。

まずは以下の各部の名称をご覧ください。
こちら、トラックの各部分の名称です。業界、業種により呼称が違っていたりもしますが、今回は上記のように統一させていただきます。

まずはトレイラーシャーシの言葉から見ていきたいのですが、トレイラー(Trailer)は、引きずる人(もの)や後についていく人(もの)といった意味がある英語でして、そのままトレーラーと呼称していますね。シャーシ(Chassis)もそのまま車の車台の意味合いで呼称されていますが、枠組み(フレームワーク)という意味です。

トレーラーシャーシの特徴
主な特徴として
○エンジンを搭載しておらず、トラクタによって牽引される
○トラクタと連結、分離が可能
○ブレーキ・電気系統をトラクタと接続可能
○コンテナ専用のシャーシは、4隅にツイストロックでコンテナを固定することができる
などがあります。※仕様によっては異なるものもございます。
このようなトレーラーシャーシですが、現在は海上コンテナの運搬用以外に「トレーラーハウス専用」のシャーシなどもあります。

弊社では、土地の状況や積載するコンテナやコンテナハウス等によってコンテナ輸送用シャーシとトレーラーハウス専用シャーシを使い分けています。

海上コンテナ輸送シャーシとは
製造メーカーにより様々なサイズがありますが、主流なのは20ft用と40ft用シャーシの2つになります。

大きさは、
○20ft用シャーシ
 長さ:約8.6m 幅:約2.4m 高さ:約1.2m
○40ft用シャーシ
 長さ:約12.5m 幅:約2.4m 高さ:約1.2m
となります。

最大重量(コンテナ自重+積載貨物重量)はシャーシの種類によって異なりますが、
○20ft用シャーシ
 約20〜24t ※20ftコンテナ自重は約2.2〜2.4t
○40ft用シャーシ
 約24〜30t ※40ftコンテナ自重は約2.4〜3t
となります。
トレーラーハウス専用シャーシとは

トレーラーハウス専用のシャーシは移動可能な住居や商業施設を作成する際の基礎部分として利用されております。トレーラーハウス専用のシャーシは海上コンテナ輸送用のシャーシと比べると多様なサイズが展開されており、製造メーカーによって異なってきます。またメーカー独自の技術により着脱構造が採用されており、ハウス部分とシャーシ部分をフォークリフトなどで簡単に着脱できるようなシャーシもあります。

まとめ
現在トレーラーシャーシはコンテナの輸送に限らず細分化されており、コンテナハウスやトレーラーハウスなどにも活用されています。そのメリットとして、
○車両として市街化調整区域に設置が可能
○素早い移動・移設が可能
○地盤改良工事や基礎工事なしで設置が可能
○基本的に建築確認が不要
などが考えられます。もちろんメリットだけではございませんが、このメリットを強みと捉えて従来の建築物では困難だった柔軟性と多様性を活かしたビジネスが生まれていることは事実です。美容室(パーソナルサロン)、ペットサロン(ホテル)、グランピングなどのアウトドア施設、スピーディかつフレキシブルな拠点としての事務所など、また今ある施設に新たな付加価値を付帯施設として追加するなど、可能性も拡張することができます。状況に合わせた合理的な選択肢の一つとしてトレーラーシャーシに注目が集まっています。ありがとうございました。

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