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【スタッフインタビュー】菊池① 農業用コンテナ概要

2024-04-11
カテゴリ:コンテナ事業,モバイルクリニック™事業
ブログ
モバイルクリニック20ft
 
社員インタビュー:コンテナハウスの現場から 菊池① 農業用コンテナ概要
 
ピースノートが今、注力しているコンテナハウス事業について、より多くの方にこのビジネスについて知っていただきたい思いから、コンテナハウス事業に携わる社員インタビューを定期的に発信していきたいと思います。
 
 
二人目となる今回は、農業用コンテナの営業を担当している 菊池のインタビューをご紹介します。
 
Q.仕事内容と自己紹介を教えてください。
 
(菊池)
 菊池俊行と申します。
今は基本的に農業用のコンテナの営業を担当しております。
 
【主な特徴について】
Q.農業用のコンテナというのは、どういったものですか?
 
(菊池)
コンテナの中で農作物を栽培したり、管理するのですが、主に2種類あります。
まず1つが、キクラゲとかイチゴ等を実際にコンテナの中で栽培して収穫し、
販売するためのコンテナになります。
 
もう1つは、バナナ、サツマイモ、アボカド、キウイ等は早めに収穫してから
「追熟」という工程があるのですが、少し倉庫の中で置いて熟成させるための
保管用のコンテナになります。
 
 
モバイルクリニック10ft
Q.栽培用のコンテナにはどういった特徴がありますか?
 
(菊池)
基本的にコンテナの中は栽培・追熟管理用に
酸素、CO₂、湿度・温度をある程度一定にしないといけないので、
気密性というのが非常に重要になってくるんですね。
 
海外から日本、日本から海外へ
色々な果物や生鮮食品を輸送する時に使われる
『リーファーコンテナ』というものがあるのですが、
それが非常に断熱性や気密性に非常に優れているので、
そのリーファーコンテナを活用して栽培・保管用コンテナとして使用しています。
 
モバイルクリニック13ft
モバイルクリニック7ft
【内部の設備】
Q.栽培用コンテナ内の設備について教えてください。
 
(菊池)
特に保管用のコンテナのエアコンですが、
バナナの保管用は室内の温度を13℃~14℃ぐらいに保たないといけないのですが、
通常の自宅のルームエアコンですと下げても16~17℃ぐらいまでしかならないので、
少し特殊な中温用のエアコンを使って室温を下げています。
 
また、保管用コンテナでは、湿度も一定に保たなければいけないので、
水のミストが天井から出る特殊な設備も取り付けています。
 
 
【温度・湿度の調節】
Q.内部の温度と湿度は、どれくらいの幅で調整可能なのですか?
 
(菊池)
基本的に温度の幅は、今付けている中温用のエアコンですと
10℃~30℃まで、湿度も大体80~90%ぐらいまで調整が可能です。
それ以上になってしまうと、エアコンが湿度に弱いこともあるので、
大体85%ぐらいに保てるようにはしています。
 
【保管・追熟保管用コンテナ・栽培用コンテナの価格】
Q.では、農業用コンテナの1基あたりの価格について教えてください。
 
(菊池)
カスタマイズによって多分変わるのですが、
保管用コンテナは、20フィートサイズ(横が2.4mで縦が6m、高さが2m60cm)で
約350万円になります。
ただこの価格に輸送費や設置費は入っておりません。
 
栽培用コンテナは、約800万円から900万円ですね。
理由は40フィートというコンテナの中でも一番大きいサイズのものを
使っているので、横幅が約2.4m、長さが約12mのコンテナになります。
 
 
 ありがとうございました。
 
さて、いかがでしたでしょうか?
次回は、菊池②「農業用コンテナが選ばれる理由」についてのインタビューを公開します。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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