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【スタッフインタビュー】櫻井 ①モバイルクリニックとは?

2024-03-21
カテゴリ:コンテナ事業,モバイルクリニック™事業
ブログ
社員インタビュー:コンテナハウスの現場から 櫻井①概論
 
ピースノートが今、注力しているコンテナハウス事業について、より多くの方にこのビジネスについて知っていただきたい思いから、コンテナハウス事業に携わる社員インタビューを定期的に発信していきたいと思います。
 
トップバッターは、感染症医療現場や災害支援時に医療関係者の皆様の負担軽減に貢献しているモバイルクリニックの営業担当 「櫻井①モバイルクリニック™概論」をご紹介します。
 
 
Q.櫻井さんのお仕事の内容と自己紹介をよろしくお願いします。
 
(櫻井)
私は第一営業部に所属しておりまして、
主に『モバイルクリニック』医療コンテナの担当をしております。
 
Q.まず早速、医療コンテナ
 『モバイルクリニック』がどのようなものか教えてください。
 
(櫻井)
医療コンテナ『モバイルクリニック』は
日本の建築基準法に合致した構造体の建築用コンテナに
陰圧設備という、空気の流れを調整するような設備を搭載した
移動型の医療用コンテナとなっております。
 
Q.その移動型の医療用コンテナ「モバイルクリニック」には、
 どのような特徴的な設備があるのでしょうか?
 
(櫻井)
陰圧設備という空気の流れを調整する機械が設置されております。
陰圧設備は、コロナウイルスやインフルエンザウイルス、
そういったウイルス関係(風邪の菌もそうですね)を吸い込みまして、
殺菌灯やフィルターを通して中のウイルス等が混在している空気を
綺麗に清浄したものを外へ排出する、という設備を取り付いております。
設置場所に関しても、空気の流れを計算して医療者側に感染者の空気が流れないように配置されています。
その他には、快適に診療が行えるようエアコンなどの空調設備、患者、医療者双方の導線を考えた扉の配置など、医療機関レベルでの感染症対策設備を併せ持っています。
 
Q.その医療用コンテナは
 いつぐらいのどのような経緯で開発されたのか
 教えていただけますか?
 
(櫻井)
ここ昨今で流行りましたコロナウイルスの感染被害防止が
開発のきっかけとなりました。
 
最初に中国でコロナウイルスが流行った頃に
マスクをコンテナに入れて中国へ届けよう、とプロジェクトが動き始めました。
海外発送に向けた準備を進めている最中、
日本にもコロナウイルスが上陸してしまったため、
今は日本の医療従事者を守ることを最優先にしなくてはならないと方針を切替ました。
そのような経緯から、気密性の高いコンテナを利用して、
医療従事者のもとへコロナウイルスが届かないようにするにはどうしたらよいか、
と考えて設計したものが今のモバイルクリニックとなっております。
 
Q.開発当時、どのようなお客様に必要とされましたか?
 また、現在当時の目的とは異なる需要が生まれたなどの
 エピソードがありましたら教えてください。
 
(櫻井)
当初は、病院に導入いただくことが多くありました。
大きな病院様ですと、色々な患者様がいらっしゃるので、
まずは「院内にコロナ感染者を入れたくない」。
そういった思いでモバイルクリニックを駐車場に設置して
院外で診察を行うというところが多くございました。
 
現在では、発熱外来を設置するクリニック様も増え、クリニック様への導入が多くなっています。
病院様もクリニック様も引き続き、感染症患者様対策として、できるだけ院外で初期対応をしようという考えは変わっておりません。
 
従来は、クリニック様の対応事例として
車の中でコロナウイルスの感染者かどうかというところを検査されていたそうです。
 
しかし、徒歩でご高齢の患者様やお子様がいらっしゃったときに
そういった方々に、真夏の酷暑や冬の寒さ、雨が降り続く日であっても、次の指示があるまで待機をしてもらわないといけないですがそれまで体調不良の中、我慢いただくのも難しい。
 
最近の傾向としては、院内感染を防ぐ目的だけでなく、感染症の恐れのある体調不良の患者様のために、快適にお待ちいただけるように、モバイルクリニックを設置したいというご相談いただくお客様が増加傾向にあります。
 
 
Q.実際にモバイルクリニックを導入された方々のお声について
 エピソードを教えてください。
 
(櫻井)
やはり大きな病院様ですと、ウイルスを院内に入れないで
病院外で検査・診察ができるというところで
他の疾患を持っている方との接触を最小限に抑えることができ、
導線の確保ができたと聞いております。
 
クリニック様のケースでは、院内のどこか一室を潰して、
感染者の検査対応してしまうと、診察に与える影響が大きかったようです。
そのスペースを駐車場に設置できたのはとてもありがたかった
というお話を伺っております。
 
 
Q.「コンテナであることの魅力」というのはどこにありますか?
 
(櫻井)
まずは、コンテナの強みとしては「頑丈さ」、「気密性」。
この2点がコンテナに対して最初に思い浮かぶ強みだと思います。
空気の流れをつくるためには、この気密性というのが
欠かせないものとなっております。
気密性のお陰で陰圧設備が強く活かせることができるのです。
 
まず、患者様が入ってくる扉方向に陰圧設備を付けることによって、
医療従事者のもとへ菌が行かない。
こちらが、気密性がないと、
やはり色々なところから空気が漏れ出してしまうので、
なかなかその空気の流れというのをつくるのが難しくなってきます。
 
あとは頑丈性ですね。今弊社では
北海道・東北への導入が多いのですが、
その理由として、積雪に耐えうるだけの頑丈性を持っているからです。
プレハブやテントですと雪には耐えられなかったり、
また台風による災害にも耐えられるだけの
頑丈性を持っているのがコンテナの強い魅力だと思います。
また、断熱性能を備えておりますので、
プレハブやテントよりも、暑さ・寒さにも耐える仕様となっています。
 
さて、いかがでしたでしょうか?
次回は、モバイルクリニック②サイズ、人気のカスタマイズについて、インタビューを公開します。
今回、お読みいただきありがとうございました。
 
 
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