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【スタッフインタビュー】櫻井③コンテナ設置と撤去、災害時の支援活用
2024-04-04
カテゴリ:コンテナ事業,モバイルクリニック™事業
ブログ
社員インタビュー:コンテナハウスの現場から 櫻井③コンテナ設置と撤去、災害時の支援活用編
ピースノートが今、注力しているコンテナハウス事業について、より多くの方にこのビジネスについて知っていただきたい思いから、コンテナハウス事業に携わる社員インタビューを定期的に発信していきたいと思います。
トップバッターは、感染症医療現場や災害支援時に医療関係者の皆様の負担軽減に貢献しているモバイルクリニックの営業担当 櫻井③設置・撤去・災害支援編をご紹介します。
Q.コンテナの設置はどのように行っていますか?
(櫻井)
基本的には半日で設置は終了してしまいます。
トラックで運搬し、クレーンで吊り上げて、ご希望の位置に設置する。
設置した中で、レベル調整をして最終確認後、終了となります。
その後、内部の電気設備や一次電源と二次電源の繋ぎ込み、
そういった対応もひっくるめてしまうと、
朝から始めて、夕方には作業終了となります。
Q.こういう場所だと設置しにくい、というのはありますか?
(櫻井)
斜面や地盤がしっかりしていないようなところですね。
こういったところには、最初の現地調査で
「基礎を打つ必要がありますね」「ここには申し訳ないですが設置できません」と
事前確認の際にお伝えしておりますので、設置当日に
現地で「置きにくい」と言われることはございません。
Q.設置後のアフターサポートはありますか?
(櫻井)
はい。陰圧設備を導入していただいたお客様には、
1年後にフィルターの交換を行わせていただいております。
あとは、外装がどうしても雨風の影響で汚れが出てしまいますので、
定期的に清掃しております。
あとは「ドアが開きにくくなった」「窓が開きにくくなった」
というものがあれば、いつでもご連絡いただければ
駆けつけてサポートをさせていただきます。
Q.現在はコロナ対策等のため設置しているモバイルクリニックですが
不要になった場合は、どのような対応をする必要がありますか?
(櫻井)
13フィート以下の大きさで、あくまで確認申請を行っていないものに関しましては
基本的には「レベル調整」と言われる、
傾きを調整して設置しているため、
再度クレーンやトレーラーですぐに撤去が可能です。
また、確認申請が必要な20フィートの基礎を立ち上げてしまっているものでも、
ボルトで固定されているだけですので、
こちらも一日いただければ撤去が可能です。
Q.撤去だけでなく、移動や移設ができるということについて
詳しくお聞かせください。
(櫻井)
あくまでコンテナというものは、
もともと海上輸送で使われているものになりますので、
大きさによっては、基礎を造る必要も発生しますが
基本的にはコンテナのレベル調整(※床が平らになるように傾きを調整すること)で済んでしまいます。
運搬はトレーラー車種というものに載せてトラックによって持ち運びが可能となり、
必要に応じて、移動・移設も可能となります。
Q.災害現場での支援活用について教えてください。
(櫻井)
現在、内閣府と連携を取りながら、被災地に向けてすぐに
医療コンテナを設置させていただいております。
その中で医療機関が患者様を診察できるように
現場ごとにご希望の設備を設置整備したりしました。
今後、診察を必要としなくなった後でも
待合室といったような形で使用いただくこともできます。
基本仕様として断熱材やエアコンが備え付けられていますので、
冬や夏場の時期でもコンテナ内は環境が整っており、
どういった使い方もできるというのが、
災害現場ではかなり強みなのではないかなと思います。
Q.災害医療の現場では、発電機なども必要になりますか?
(櫻井)
そうですね。基本的には陰圧設備も照明もエアコンも全て
電気で動いておりますので、発電機や、
電気が生きていれば、一次側と二次側で繋ぎ込みを行えば
使えるような状態となっています。
弊社で動作確認を行わせていただきますので、
基本的には発電機でも問題なく行えます。
Q.最後に、櫻井さんが思うモバイルクリニックの
おすすめポイントを教えてください。
(櫻井)
1つ目はプレハブやテントと違って、外装のカラーリングや
窓の位置・ドアの位置のカスタムができるという
お話させていただきましたが、カスタマイズの「自由度の高さ」です。
昨今では、病院様・クリニック様も
イメージ戦略というものが強いと思います。
そういった中で自由度の高い設計ができますので、
弊社のホームページにも過去の事例を載せていただいていますが、
かなりお洒落なコンテナの実例がございます。
2つ目は、設備に関しても
「断熱がしっかりしてるものがいいんだ」「頑丈なものがいいんだ」
というご要望に柔軟にご対応できる体制が整っておりますので
いつでもご相談ください。
さて、いかがでしたでしょうか?
次回は、農業用コンテナ担当のスタッフへのインタビューを公開予定です。
今回もお読みいただきありがとうございました。