株式会社ピースノートは、2026年8月22日(土)、宇都宮市立陽南小学校で開催された「令和8年度 宇都宮市総合防災訓練」に参加しました。
今回の訓練は、宇都宮市南部を震源とするマグニチュード6.9の地震を想定して実施され、宇都宮市をはじめ、自治会や防災関係機関・団体など約40団体が参加しました。
当社は「防災啓発展示エリア」にブースを出展し、防災コンテナを中心に、これまでの災害支援やコンテナ導入事例をご紹介しました。
宇都宮市の災害への備えを現場で確認
今回の訓練では、地域の自治会による初動対応訓練をはじめ、通信、電源、衛生、医療、ペット同行避難、情報伝達など、災害時を想定したさまざまな取り組みが行われていました。
会場には約40団体が参加し、Starlinkなどの通信設備、電気自動車を活用した給電、トイレトラック・モバイルトイレ、ペット同行避難、災害救助犬、ドローン、備蓄食品、災害情報、緊急放送など、幅広い分野の防災対策が紹介されていました。
今回の訓練を通じて、宇都宮市がさまざまな災害リスクを想定し、地域・行政・関係機関が連携して備える体制づくりを進めていることを、実際の会場で確認することができました。
一方で、災害が発生した後の避難生活を考えると、避難する場所の確保だけでなく、トイレ、衛生、医療、プライバシー、ペットなど、避難所ごとにさまざまな環境が必要になります。
「各避難所に、こんなのがあったらいいわね」
当社のブースでは、防災コンテナの活用事例や、医療コンテナ「モバイルクリニック™」の模型・紹介パネルなどを展示しました。
展示を見ていただいた方からは、
「各避難所に、こんなのがあったらいいわね」
「コンテナごとに、いろいろな機能が作れるのね!」
といった声をいただきました。
実際の防災訓練の会場で、防災コンテナの具体的な活用イメージを持っていただけたことは、今回の参加における大きな成果の一つです。
特に、コンテナという「箱」そのものではなく、用途に合わせて内部に必要な設備や機能を組み込めることに関心を持っていただく場面が多くありました。
防災コンテナで、避難所に必要な「もう一つの空間」を
災害時には、避難所にさまざまな機能が求められます。
しかし、既存の避難所だけですべての機能を確保することは容易ではありません。
そこで選択肢の一つとなるのが、防災コンテナです。
ピースノートでは、これまでの製作・災害支援の経験をもとに、用途に応じたさまざまなコンテナを製作しています。
医療コンテナ「モバイルクリニック™」
災害時の診療や医療活動を行うための空間として活用できる医療コンテナです。
能登半島地震では、石川県珠洲市の避難所へ医療用コンテナを提供しました。
また、愛媛県では、災害時の医療提供体制確保を目的とした医療コンテナを納品しています。
トイレ・シャワーコンテナ
避難生活を支えるうえで欠かせないのが衛生環境です。
トイレやシャワーなどの設備をコンテナに組み込むことで、避難所に不足する衛生機能を補うことができます。
ペット避難コンテナ「PETSTATION」
災害時のペット同行避難に対応するための専用コンテナです。
人の避難スペースとは分けた環境を確保することで、避難者とペット双方に配慮した避難環境づくりを目指しています。
このほかにも、災害対策本部や一時的な業務スペースなど、地域や施設ごとの課題に応じて異なる用途のコンテナをつくることができます。
「コンテナごとに機能をつくる」という考え方
今回、会場でいただいた
「コンテナごとに、いろいろな機能が作れるのね!」
という言葉は、当社が防災コンテナで実現したい考え方そのものでもあります。
医療が必要な場所には医療コンテナ。
衛生環境が不足する場所にはトイレやシャワーコンテナ。
ペット同行避難への対応が必要な場所にはペット避難コンテナ。
つまり、地域や避難所ごとに異なる課題に合わせて、「必要な機能を持った空間」をつくることができます。
コンテナという同じ構造体でも、中に組み込む設備や仕様を変えることで、さまざまな役割を持たせることができます。
防災訓練だからこそ見えた、現場のニーズ
今回の訓練では、実際に地域の方々が参加する様子を見ることができ、行政や防災関係機関だけでなく、地域住民にとって、「どのような避難環境が必要なのか」を改めて考える機会にもなりました。
展示を通じて直接いただいた声からも、防災コンテナが、災害時に必要な機能を確保するための選択肢として、具体的にイメージしていただけることを実感しました。
また、他団体の展示からも、通信・電源・衛生・医療・ペットなど、災害時には多方面の機能が必要となることを改めて確認しました。
防災は、一つの設備ですべてを解決するものではありません。
それぞれの地域や避難所が抱える課題に合わせて、必要な機能を組み合わせていくことが重要です。
宇都宮市との災害時応援協定を、今後の取り組みに
株式会社ピースノートは、2026年1月27日、宇都宮市と「災害時における移動式コンテナの供給に関する協定」を締結しました。
今回、その宇都宮市が主催する総合防災訓練に参加し、実際の訓練や展示を通じて、地域の防災への取り組みを知るとともに、当社の防災コンテナについても直接ご紹介することができました。
これまで当社は、能登半島地震をはじめとする災害支援で医療コンテナを提供してきました。
今回の訓練で得た現場での気づきや、地域の方々からいただいた声も今後のコンテナづくりに活かし、災害時に本当に必要とされる環境とは何かを考えながら、防災コンテナの可能性をさらに広げていきます。
令和8年度 宇都宮市総合防災訓練
日時:2026年8月22日(土)
会場:宇都宮市立陽南小学校
主催:宇都宮市
想定:宇都宮市南部を震源とするM6.9の地震
参加団体:約40団体
展示場所:防災啓発展示
宇都宮市×株式会社ピースノート
令和8年1月27日「災害時における移動式コンテナの供給に関する協定」締結
よくあるご質問|防災コンテナについて
Q. 防災コンテナは、どのような用途に使えますか?
医療、トイレ、シャワー、ペット避難、災害対策本部、通信・電源設備を備えた拠点など、さまざまな用途に活用できます。
コンテナの内部に必要な設備や機器を組み込むことで、地域や施設ごとの課題に合わせた空間をつくることができます。
Q. 既存の避難所に防災コンテナを設置することはできますか?
学校や公共施設などの避難所の敷地内に設置することも可能です。ただし、設置場所の条件や搬入経路、必要なインフラなどを確認したうえで、仕様や設置方法を検討する必要があります。避難所の規模や用途、設置場所などを踏まえ、必要な機能を検討することが重要です。
Q. 防災コンテナは移動できますか?
仕様や設置条件によりますが、コンテナの特性を活かして、必要な場所へ移設することが可能です。
平時は別の用途で使用し、災害時には避難所や防災拠点へ移動させるなど、状況に応じた運用も検討できます。
Q. どのような設備を組み込むことができますか?
用途に応じて、空調、給排水、電気、通信、照明、衛生設備など、さまざまな設備を組み込むことができます。
例えば、医療用途であれば診療に必要な設備、シャワー用途であれば給湯・給排水設備など、目的に合わせて仕様を検討します。
Q. 防災コンテナは、災害時だけ使用するものですか?
必ずしも災害時だけに限定されるものではありません。
平時には、備蓄スペース、休憩スペース、事務所、地域活動の場などとして活用し、災害時には防災拠点や避難所機能の一部として活用するなど、平時と災害時の両方を見据えた運用も考えられます。
Q. 防災コンテナの導入を検討する場合、何から相談すればよいですか?
まずは「どのような場所で、どのような課題を解決したいのか」をお聞かせください。
避難所の環境改善、医療・衛生機能の確保、ペット同行避難への対応、災害時の業務スペースなど、目的に応じて必要な設備や仕様を検討します。
ピースノートでは、これまでのコンテナ製作や災害支援の経験をもとに、用途に合わせたコンテナづくりをご提案しています。
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