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その可能性が注目を集める「リーファーコンテナ」について コンテナブログ#012
2024-09-09
皆さんこんにちは!
今回は知ってるようで知られていない「リーファーコンテナ」についてご紹介をしたいと思います。
1.リーファーコンテナとは?
リーファーコンテナ(Reefer Container)は、一般的なコンテナとは異なり、高い断熱性能と冷凍機を備えた特殊なコンテナです。内部の温度を約-30℃から+30℃まで設定可能で、冷凍品や冷蔵品(食肉、生鮮食品、冷凍食品、飲料、生花、ワイン、化学製品、電子部品、医薬品、精密機器など、温度管理が必要な品物の輸送が可能なコンテナです。つまり温度管理が必要な物品の品質を損なうことなく、安心して長距離の海上輸送が可能なコンテナとなっています。
2.リーファーコンテナの構造
リーファーコンテナの内装パネルは、ステンレス鋼板でできており、高い耐久性と清潔性を誇ります。外部パネルとの間には70〜80mmの発泡断熱材(主にポリウレタン)が注入されており、優れた断熱性能を実現しています。この構造によって、外部の気温に影響されずにコンテナ庫内の温度を安定させることが可能となっています。
3.リーファーコンテナの特徴
・ 平らな外部パネル:外部パネルは平坦で、効率的な冷却をサポートします。
・ 水抜き穴:床コーナー4箇所には水抜き穴が設置されており、内部の水分を適切に排出します。
・ アルミ製Tレール:床にはTレールと呼ばれるアルミ製レールが敷かれ、庫内の温度管理に効果を発揮します。
・ 白系色の塗装:遮熱効果を高めるために、白系の塗装が施されていることが多いです。
・ 重量:断熱材を使用しているため、通常のコンテナよりもやや重くなっています。
・ 水抜き穴:床コーナー4箇所には水抜き穴が設置されており、内部の水分を適切に排出します。
・ アルミ製Tレール:床にはTレールと呼ばれるアルミ製レールが敷かれ、庫内の温度管理に効果を発揮します。
・ 白系色の塗装:遮熱効果を高めるために、白系の塗装が施されていることが多いです。
・ 重量:断熱材を使用しているため、通常のコンテナよりもやや重くなっています。
3. リーファーコンテナのサイズ
国際的に流通しているリーファーコンテナは主に20フィートと40フィートですが、日本国内では12フィートサイズの保冷タイプも広く利用されています。用途に合わせたサイズ選びが可能です。
4. リーファーコンテナの電圧について
国際輸送時には通常3相400Vの電源が使用されますが、日本国内では200Vが一般的です。200Vで使用する場合、トランスを取り付けることで、400Vと200Vの両方に対応可能です。
5. リーファーコンテナの騒音について
リーファーコンテナの稼働音は約80デシベルです。これは電車内や救急車のサイレンに匹敵するレベルであり、設置場所によっては騒音対策が必要となることがあります。
6. リーファーコンテナの冷凍機メーカー
リーファーコンテナに搭載される冷凍機は、Daikin(ダイキン)、Thermo King(サーモキング)、Carrier(キャリア)などの一流メーカー製が一般的です。
これらのメーカーは、高性能で信頼性の高い冷凍機を提供しています。
7. その他の特長
リーファーコンテナは、冷凍・冷蔵輸送だけでなく、酸素や二酸化炭素濃度を調整することで、生鮮品の鮮度を保つCAコンテナ(Controlled Atmosphere)や、特殊な電場で庫内を過冷却状態に保つコンテナなど、さまざまな高度な技術を活用したものもあります。
まとめ
リーファーコンテナは、ただの冷凍・冷蔵輸送手段にとどまらず、その高い断熱性能や多彩な機能により、さまざまなビジネスシーンでの活躍が期待できます。温度管理が難しい商品やデリケートな製品を、確実に守り抜くこのコンテナは、ビジネスの信頼性を支える重要なパートナーです。また、リーファーコンテナの機能を応用すれば、新たな市場や用途にも展開できる可能性があります。弊社の農業用コンテナ(栽培・追熟・保管)はリーファーコンテナをベースに開発しております。
弊社のコンテナ販売ページでもリーファーコンテナを取り扱っております。あなたのビジネスに最適なソリューションを見つけるため、ぜひ一度ご覧ください。リーファーコンテナの導入が、あなたのビジネスを次のステージへと導く力となるでしょう。ありがとうございました。
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