国産CLT材による強度。接合技術「蝶蟻」による木質構造。
二層の通気層構造で実現した、高い断熱性能と快適な空間。
サステナブルかつ、ランニングコストを低減。
屋外型サウナとして、高純度なととのい体験を提供します。
国産CLT材は、ひき板を繊維方向に直交するように積層接着し、
分厚く大判の板材にしたものです。コンクリートに匹敵する強度を持ちながら、
木材特有の断熱性、遮炎性、遮熱性、遮音性も備えています。
小学校の校舎や、自治体の庁舎にも採用されており、環境負荷の少なさや
森林問題解決の一歩として、政府も注目している木質系材料です。
ハニカムサウナF36に採用した理由は、日本の災害に耐えうる性能と
サステナビリティ性の高さからです。屋外型のサウナとしての安全性を
担保し、サウナに求められる喜びを追求しました。また作って終わりに
ならない循環型資源として国産CLT材は最適であると考えました。
サウナは熱と湿気が発生しますので、釘などの金物を使用しますと
サビの発生や膨張による浮きや割れが発生する可能性があります。
金物を使用しない接合技術「蝶蟻」で本体のコア部分を組み上げる
ことで、そういった可能性を抑えます。木組みの強みは、法隆寺で
立証されている通りです。永くサウナを利用していただく為の技術です。
守る為には、空気の循環が大切になります。
壁内の結露は、断熱材の断熱性能及び
木材の耐久性を低下させる原因の一つとされています。
壁内に侵入した水蒸気を外部に放出させるために、
断熱材の外壁側に上下が外気に解放された
空気が流れる通気層を設けることで、
壁体内の湿気を常に外部へ排出させることが
可能になります。
壁内の結露は、かび臭さや室内の空気環境に
悪影響を与えます。
室内にも通気層を設ける事により、
新鮮な空気環境でサウナを楽しむ事が出来ます。
又、室内壁の耐久性を高める効果があります。
国産CLT材コア部分以外に、杉、檜を外壁、内壁に使用しています。
それだけではなく、断熱材、ケイカル板、防水シートを使用しており、
サウナ本体が熱、湿気で傷まないようにし、またサウナ自体の性能が
経年劣化で落ちないように構成しております。
永く利用し、メンテナンスの頻度も抑えることが可能となっています。
ベンチの高さ一段あたり約10℃程度、温度が変わります。
ベンチは横になれる大きさですので、自由な姿勢が取れます。
サウナ室内は国産檜で構成されています。檜の香りは脳の活動と
自立神経活動を鎮静化し、リラックスさせることが分かっています。
ティーロ社は1949年にスウェーデンで設立された、老舗のサウナメーカーです。
特殊なカバーでヒーター本体を覆っているので、触れても火傷しないよう、安全面に
配慮しています。自動停止機能、タイマー予約などの充実した機能を搭載した、
コンパクトでパワフルなサウナヒーターです。もちろん、サウナストーンに
アロマウォーターをかけて蒸気を発生させるロウリュウもお楽しみいただけます。