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愛媛県総合防災訓練で当社製医療コンテナを初めて一般公開 / 実地訓練で見えた可能性と今後の改善

株式会社ピースノートは、2026年8月30日に実施された「令和8年度愛媛県総合防災訓練」に参加しました。東温市立南吉井小学校の会場では、当社が製造・納品した医療コンテナが愛媛県医師会等の関係団体による臨時診療所として使用されました。当社製医療コンテナを一般の方々にお披露目するのは、今回が初めてです。

今回の訓練は、東温市だけで行われる単独訓練ではなく、愛媛県全体の防災訓練の一環として実施されたものです。東温市内では、救助訓練、指定避難所訓練、福祉避難所訓練、物資搬出・搬入訓練などが複数の会場で行われました。

当社は、医療コンテナの移動・設置・撤去に協力しました。南吉井小学校の会場には、医療コンテナのほか、モバイルファーマシー、モバイルトイレ、ペット同行避難など、災害時に必要となるさまざまな機能が展開され、複合的な災害対応を想定した訓練が進められました。

医療コンテナを臨時診療所として使用

医療コンテナ内では、愛媛県医師会等の関係団体によるシミュレーション型の医療訓練が行われました。医師・看護師・薬剤師が参加し、市民の方々が患者役を担当。災害によってけが人や病人が発生した状況を想定し、患者の受け入れから診察、処方・薬剤対応までの一連の流れを確認しました。

今回は、医療コンテナを展示するだけではなく、医療従事者がコンテナ内で診療し、患者役を受け入れる実践的な訓練です。災害時に臨時診療所を開設した場合の医療活動を、より具体的に想定する機会となりました。

人が動くことで、設備の配置だけでなく、患者と医療従事者の動線、限られた空間での使い勝手なども確認できます。図面や仕様だけでは捉えにくい運用上の気づきを得られたことは、今回の訓練の大きな成果でした。

現場で使用する方々から寄せられた声

医療コンテナの移動・設置・撤去に携わる中で、避難所運営を担う自治体の担当者や、医師・看護師・薬剤師などの医療従事者とお話しする機会がありました。そこで伺ったのは、臨時診療所として使用したからこそ分かる、設備や診療環境に関するご意見・ご要望です。

「こういった設備があると、さらに使いやすい」「こういう環境があると、医療活動を行いやすい」といった声は、現場で使用する方々ならではのものです。医療従事者が動き、患者を受け入れ、診察することで、必要な設備や配置、運用面の課題がより具体的に見えてきます。

今回の訓練は、医療コンテナの可能性を確認するとともに、現場の視点から改善点を把握する貴重な機会となりました。

一般来場者からは「病院のよう」との感想も

医療コンテナを見学した一般来場者からは、「普通の病院と一緒」「エンジン音もなく静か」といった感想が寄せられました。当日は外気温が高かったこともあり、空調の効いた室内に対して「涼しい」という声も聞かれました。

一般的な車両型の設備と比べ、室内の静粛性や、通常の診察室に近い空間として感じられたことは、コンテナ型医療施設の特徴を考える上で参考となる声です。災害時の医療活動では、患者を診察する環境に加え、医師や看護師などの医療従事者が活動を継続できる環境も欠かせません。

空調による温度管理、外部環境の影響を受けにくい室内空間、診療に必要な設備を備えられることなど、コンテナの構造を生かした医療環境には、さまざまな可能性があります。

納品して終わりではなく、現場で改善を重ねる

今回の訓練を通じて改めて確認できたのは、医療コンテナを現場で使用していただくことの重要性です。災害時に医療従事者が活動し、患者を受け入れることを考えると、設備だけでなく、動線、収納、電源、空調、給排水などを使用環境に合わせて検討する必要があります。

また、移動から設置・撤去までを通して行うことで、搬送方法、設置手順、現場での取り回しについても見直す機会となりました。自治体や医療従事者の皆さまから寄せられたご意見と、現場で得た気づきを、今後の製品開発や設備改善につなげてまいります。

平時の訓練が、災害時の運用につながる

医療コンテナは、災害が発生したときだけ使用する設備ではありません。平時から地域の防災訓練などで使用することにより、次のような点を事前に確認できます。

  • 設置場所や設置方法
  • 医療従事者と患者の動線
  • 患者の受け入れから診療までの流れ
  • 設備や備品の使い勝手
  • 自治体・医療機関など関係機関との連携方法

訓練を重ねる中で見つかった課題を、設備の改善や運用方法の見直しにつなげることもできます。「災害が起きたときに初めて使う」のではなく、「平時から使いながら災害時に備える」。今回の愛媛県総合防災訓練は、そのような運用の一例となりました。

自治体の防災・医療体制に合わせた活用

医療コンテナは、災害時の臨時診療所に限らず、自治体の防災・医療体制に応じて、次のような活用が考えられます。

  • 災害時の臨時診療所
  • DMAT等の医療活動拠点
  • 地域防災訓練における医療救護訓練
  • 医療機関が被災した際の代替診療スペース
  • 必要な地域への移動・展開
  • 空調・電源・給排水等を備えた医療環境の確保

想定される災害や医療体制、避難所の環境は、自治体ごとに異なります。そのため、設備を導入するだけではなく、「どのような災害を想定するのか」「どこに設置するのか」「誰が使用するのか」「平時にどのように活用するのか」まで含めて検討することが重要です。

今回のように医療従事者と市民の方々が参加する訓練を行い、使用経験を積み重ねることは、設備そのものの検証だけでなく、災害時の運用体制を考える上でも大切な機会となります。

災害時に「本当に使える」医療環境へ

災害時の医療環境に求められるのは、単に設備が「ある」ことではありません。医療従事者が活動でき、患者を受け入れ、診察・処置・薬剤対応まで行える環境であることが重要です。そのためには、設備に加えて、動線、使い勝手、温度環境、静粛性など、使用する方々の視点を取り入れる必要があります。

今回の訓練では、当社製の医療コンテナを臨時診療所として使用するとともに、モバイルファーマシー、モバイルトイレ、ペット同行避難などの機能も同じ会場で確認しました。災害時には一つの設備だけでなく、複数の機能が連携して医療や避難生活を支えることの重要性も学ぶ機会となりました。

ピースノートは、今回いただいた一つひとつの声と現場で得られた気づきを、これからの製品づくりに生かしてまいります。納品して終わりではなく、使用する方々の声を伺いながら改善を重ねること。それが、災害時に本当に役立つ医療コンテナをつくるために、私たちが大切にしている考え方です。

これからも自治体、医療機関、医療従事者など、現場で活動する皆さまと向き合いながら、より実用的で使いやすい医療コンテナ・防災コンテナの開発と改善に取り組んでまいります。

医療コンテナ・防災コンテナの導入をご検討の方へ

災害時に必要となる医療環境や避難環境は、地域や施設によって異なります。

ピースノートでは、コンテナを導入することだけを目的とするのではなく、

  • どのような災害を想定するのか
  • どこで、誰が使用するのか
  • 災害時にどのような機能が必要になるのか
  • 平時にはどのように活用するのか
  • 移動・設置・運用をどのように行うのか

といった運用まで含め、用途や課題に応じたコンテナをご提案しています。

医療コンテナをはじめ、避難所機能を補完する防災コンテナ、BCP対策など、必要な機能や設備についてご相談いただけます。

「まだ具体的な仕様は決まっていない」

「どのような設備が必要なのか相談したい」

「平時活用も含めて検討したい」

といった段階でも、お気軽にご相談ください。

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自治体・医療機関・企業など、それぞれの用途や運用方法に合わせてご提案いたします。

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